新入社員をチームの一員として育てる過程において重要な事の1つが目標設定ではないかと思います。部署により、営業であれば販売目標、生産であれば生産目標など目標の無い業務はありません。また目標は数値だけでは無く達成期限など様々ありますが、これはどれも達成までのプロセスを重視するためのものと思っています。プロセスが明確になれば結果が出た後の検証が出来、検証が出来ればそこから次の改善にもつながります。一番困るのは偶然達成された場合でこれは真の実力とは言えませんし、故意に操作した目標も困りものです。そこで目標設定をさせると大体この4つのパターンに分類できます。
目標は個人のノルマ的なものから事業部や会社全体の予算達成まで常に身近なものですが、本当の目標を立てる事が習慣付けられると、これは「ヒトを育てるための目標設定」と言うひとつの道具にも成り得るものであると思っています。
(大髙 勝)