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会社経営を引き継ぐヒト

最終更新日:2026/02/23

 先日、大変親しくさせて頂いている会社のオーナー社長様がお亡くなりになりました。何十年もの間事業をされて来た事もあり、弔問には沢山の方が出席されておりました。

 この様な時、特に中小企業の場合は、事業承継の問題が出て来ます。幸いこちらの会社は既にご子息が事業を承継されている事から、何ら問題なく事業が継続されて行くものと思いますが、日本では全企業の99.7%が中小企業と言われていますので、この問題は以前から現在も大きな課題の1つで、解決は待った無しです。

 そこで最近はどの様な傾向なのかと思い中小企業庁のHPを覗いて見ました。直近のデータを見ますと、経営者の高齢化は進行し、後継者が不足している実態が見えます。(出典:中小企業庁HP 「事業承継を知る」から引用)

 一方で事業承継を早く終えた企業は、若い人に託す事で、新たな成長機会を見つけている企業も多い様です。

 私が過去に勤務した会社もそうでしたが、中小企業の事業承継ではやはり身内承継が多いのでは無いかと思います。例えば余りに偉大 ⁈ だった創業者の後継者となりますと、身内でも大きなプレッシャーが掛かると思います。そのため親心 ⁈ も含め、承継させる側としては、業務上の色々な経験をさせる事は前提にしながらも、どうしても無難な部門だけの配置に終わる場合があります。しかし、これだけでは経験値としての不足感は否めません。

 また、もう1つ大事な要素として、社員との緻密なコミュニケーション能力が必要と思います。どうしても社員の側からは、身内としての遠慮が有ったり、先代との比較など特別な目で見てしまいがちです。これらを払拭するため、承継するヒト自らが意識して率先的に行わなければならい事と思います。

 実務能力とコミュニケーション能力、少なくともこの2つの能力を身に付けた結果として、多くのヒトが後継者として認める様な立場になって行くものでは無いかと思います。

 新社長として「会社経営を引き継ぐヒト」には重圧が掛かると思いますが、その先に見える未来を描ければ、これ以上面白い仕事は無いのではないかと思います。弊社でも、貴社の未来図を描くためのお手伝いを是非させて頂ければと思っております。

(大髙 勝)