大企業に勤めるヒト / 中小企業に勤めるヒト
3月は春闘の季節。先日、大企業を中心に集中回答が有ったとの事。今年はほとんどの企業が ”満額回答” と言う事で、この勢いを是非中小企業にも波及させて頂きたいと思います。
中小企業庁の資料では、日本には約330万の会社が有り、そこで働くヒトは4千万人を超えています。(注:これには会社以外の法人で働くヒトや農漁業者などは含まれていません。)

ここで言う大企業で働くヒトの割合は約1万社で1400万人ですが、春闘での連合の回答速報を見ると、そこには誰もが知っている有名企業(所謂、大企業)ばかりで、約250社程度です。従って ”満額回答” の恩恵を受けられるヒトは、働くヒト全体のほんの一握りでしか無い様に思われます。(この先も回答は続くと思いますので1社でも多く良い回答になって欲しいと願います)
賃上げは働く者にとって大歓迎ですが、中小企業経営者の皆様からはかなり厳しいとの声も多い様で、大企業と中小企業との待遇面の格差は中々縮小しないのが現状の様です。また職種間の格差も気になります。特に医療介護職などは、大企業の新卒社員よりも給与が低いとの声もあり深刻です。
賃金は労働の対価として最も重要なものですが、しかし誰もが好待遇の大企業で働ける訳でも無く、また皆が大企業で働く事を望んでいる訳でも無いと思います。賃金や待遇は重要で有りながら、一方でやりがいや自己目標の実現、自分の好きな事など、代えがたい要素も沢山ありますよね。
例えば、転職などで会社選びを考えた場合、私の拙い勤務経験から言わせて頂くと、今まで大企業から中堅・中小企業まで割と幅広く働いて来ましたが、そこでは仕事の仕方から始まり、働く側の心構えと言った事まで、良くも悪くもその違いは大きく有ります。ちょっと表現は難しいですが、簡単にまとめて見ました。それぞれが全く違った企業観を持ってるので、そこで働くからには合わせる能力、順応性が重要になると思います。勿論、実務能力が有る前提の話ですが、この合わせる能力を身に付ける事によって、その先の会社選びの幅が広がって行くものと思います。

「大企業に勤めるヒト / 中小企業に勤めるヒト」会社にはそれぞれ良い所と悪い所が有ると思います。どの点を重視するかは、ヒトそれぞれの人生観等と関連するものだと思いますが、私はある著名人が言っていた言葉を思い出します。それは ”好きじゃない事で成功する事はめったに無い” と・・・。今勤めている会社や仕事内容をどれだけ好きになれるか、なれないか? やはりここが一つの大きなポイントでは無いかと思います! 皆様は如何でしょうか。
(大髙 勝)