最近の働くヒトを取り巻く環境は急速に変化しており、私なんかは驚くばかり。新卒初任給が最高額と思っていましたら、新卒社員が入社間もなく退職したり、その退職方法も代行業者を使いあっさり。一方で業績が黒字でもリストラを行う会社も最近は増えているとの事。この先、終身雇用制度の終焉も加速されて行くと思われ、働くヒトの流動化は今後益々加速する事でしょう!
そしてそれらに付いて回るのが転職です。転職では自ら積極的に行う場合と、ある種消極的な止む無く転職をしなければならない場合があると思います。特に後者の場合は、考えや準備が整わないうちにその活動に入って行くので、転職先でのミスマッチなども意外と多いのではないかと思います。また、今居る会社に対する不安や不平などから転職を考えつつも、今一歩踏み出せないでいるヒトも多いのではないかと思います。こんな事を言う私も数社転職組みですが、有難い事?にそれらを経験し、その途中では、この様な言葉が一歩を踏み出す勇気を与えてくれた様な気がします。多少でもご参考になればと思います。
今は業種業態を問わず、どの分野でも人手が足りない事もあり、以外とご自身では気が付かないと思いますが、貴方が持っているキャリアやスキルを欲しがっている会社は沢山有る様に思います。その良縁を得るために、是非ご自身のキャリアやスキルの棚卸を忘れずに行って、いつか訪れるかも知れないその日に備えて置く必要がありますね。最近は転職に関するTVCMなども多くなっていますが、それらに惑わされる事無く、先ずは着実に準備して欲しいものです。
「転職するヒト・しないヒト」それぞれ事情は異なりますが、共通しているのは「会社と自分の関係を一旦立ち止まってよく考えて見る」必要があるのではないかと私は思っています。
(大髙 勝)