年末年始の休暇にゆっくり本でも読みたいと思い、新しい本を見つけるのも楽しいですが、書棚の中に何か良い本が無いかと眺めていましたら有りました! 吉川英治著「宮本武蔵全8巻」です。若い頃から何度も読み返していますが、久しぶりに読んで見ました。休暇中には読み終わりませんでしたが⁉
宮本武蔵は誰でも名前は知っていると思います。この本はフィクションの小説ですが、事実をベースにしているので迫力があり何度読んでも飽きません。今世の中に伝わる宮本武蔵像は、恐らくこの本によるものが大きいと思われます。
ところで現在では”二刀流”と言えば大谷選手が代名詞で大活躍ですが、何と言っても二刀流の元祖はこの宮本武蔵でしょう! 大太刀と脇差2つの刀を使って戦う二天一流(二刀流)がそれです。しかしそれだけでは無く、例えば宮本武蔵は画家としても多くの水墨画等を残していたり、自身で書いた著書「五輪書」では、単なる剣術指南書に留まらず、そこには現代に生きる私たちへのヒントになる様な名言を数々残しており、因みに「五輪書」は世界各国で翻訳され、そのカテゴリーはビジネス書としての側面を持ち、世界の多くのビジネスマンやスポーツ選手等に愛読されている様です。これはもう単なる剣術家としての域を超え、真に文武両道を極めた二刀流のヒトと言えます。
宮本武蔵に触れていると、ヒトってこんなに一つの道を純粋に追求出来るものなのか⁉とただただ驚くばかりです。余りに遠くて、次元が違いすぎてピンと来ない部分も多々ありますが、「元祖 ”二刀流のヒト” からのメッセージ⁉」として受け留めると、今の複雑な社会状況を重ね合わせながら時折触れる事で、また新たな想いや力を与えてくれる、そんな気持ちになってしまいました。皆様にも是非おススメです‼
(大髙 勝)