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ピンチをチャンスに変えられるヒト

最終更新日:2026/05/24

 いよいよ原油・ナフサショックが生活の中に入り込んで来ました。モノづくりの現場や食品、建築、医療など多業種で原材料や原油由来製品の不足で調達に大変ご苦労されていると聞きます。どうも政府が足りていると言う見解とは程遠い様な気がします。政府は何が何でも今はまだ平時で有る事を装いたい様ですが、その考えは令和の米騒動にそっくりですよね。

 先日、インク不足の懸念から早々にポテトチップスの包装がカラーから白黒に変更されると言うニュースが列島を駆け巡りましたが、私は素晴らしい対応だと思いました。インクの節約は勿論の事、コスト削減にもなり、デザインも見方によってはスタイリッシュで良いなぁとも思いましたが、早速、政府が事情聴取をしたとの事。間に合っていると言っている手前バツが悪いのでしょうか⁉しかし政府が何と言おうと間違いなく今は終わりが見えない有事です。どこの企業も必死に対応策を検討しているものと思います。

 これは想像ですが、この包装の変更はこの様な危機が訪れた時にこうすると言う事を事前に設定していたのではないでしょうか?余りにも対応が早いのでビックリです。もしそうだとすると機動的に動く事が出来る機敏な会社と言う事になります。同じ様な内容で他社にも徐々に波及していますから現状に合致している対応である事が良く分かります。

 今この事態を有事であると認める事によって、一時的には皆が一斉に危機感を持ちすぎて、自分達の防衛のために行き過ぎた行動に走ったり、大きく混乱する事も想定されますが、少し長い目で見れば家庭での賢い節約は勿論の事、各企業においては更なる危機管理やコスト対策を行おうとするので、過去のオイルショックなどでもそうだった様に、結果的に、例えば省エネ技術の発展や代替材料の開発、また代替エネルギーへのシフトが加速され、それをきっかけに新たな産業が生まれる可能性も多いに有ると思います。それなのに政府の意図は、節約を呼びかけると経済活動が縮小し停滞して・・・・・ ⁈ ちょっと我々とは感性が違います。何を懸念しているのでしょうか?

 私たちはもっと賢いはずです。私たちはこの「ピンチをチャンスに変えられるヒト」なのですから。

(26/5/25 大髙 勝)