Skip to main content

会社の強みと弱みが分かるヒト

最終更新日:2026/08/16

 先頃発表された7月の*企業倒産件数は6月に続き1000件を超え今年最多で、2ヶ月連続で1000件を超えるのは13年振りの高水準だそうです。その結果1月~7月累計では6000件を超え、今年は11000件になるとの予想です。またその原因では人手不足や物価高、またゼロゼロ融資利用後の倒産も多いとの事。AIを中心とした大企業等での活況に比べ、中小企業や小規模企業等の苦境が浮き彫りになっています。

*(株)東京商工リサーチ 8月10日発表「全国企業倒産状況」を参照

 かなり以前は「会社30年説」などとも言われ、人間の体と同じく30年目も活動するとあちこちに歪が起きて危機が訪れるとも言われていましたが、今はその歪が起きる前に、直近の市場背景などを見誤る事でどんな企業でも簡単に倒産してしまう苦しく厳しい時代になったと言えます。もう一度原点に戻り、自社の置かれている状況を分析しながら今後の戦略を立てる必要が有りそうです。

 自社を客観的に評価する方法の1つとしてこのSWOT分析も役立つのでは無いかと思いますが、最終的には自社の目的及び目標は何んで有ったかと言う原点回帰や創業時の精神、またそれとは異なる新たな分野への挑戦などを一旦整理しながら今後の経営計画に落とし込む必要が有ります。

 会社の倒産と言う最悪の事態を回避するために、先ずは自社にとっての強みや弱みが何処にあり、それが市場においてどの様な位置にあるのか、情報収集を行いながら、その結果を冷静に分析し判断出来る「会社の強みと弱みが分かるヒト」が必要ですね。

(26/8/17 大髙 勝)