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投稿者: Ohtaka

年末のご挨拶にかえて

 今年もあと僅か、年末も押し迫って参りました。皆様におかれましては何かと気忙しい日々の連続では無いかとご推察致します。弊社に取りましては、今年も皆様と共に歩む事が出来ました事深く感謝・御礼申し上げます。  先日発表されました今年の漢字は「熊」そして次が「米」でした。確かに今年の話題をさらいましたね。しかし、事業活動にこの「熊」と「米」が関わってくる皆様にとっては、大変な1年では無かったかと思います。今度のリーダーは「働いて・働いて・働いて・・・・・」が売りの様です。その勢いで早くこの諸問題の解決やインフレによる物価高などを解消し、来年こそは皆がワークライフバランスが整った形で事業活動が出来る様支援していただきたいものです。  来年は午年で丙午だそうです。午年は、馬が力強く駆け抜ける事から「勢い良く進む」「大きく成し遂げる」年になり「挑戦」や「飛躍のチャンス」でもあるそうです。  来る2026年が皆様に取りまして良い年になります様 ‼ 心からお祈り申し上げます。  どうぞ良いお年をお迎え下さいませ! (代表:塚本...

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物価とモノの価値を考えられるヒト

 「令和の米騒動」のお蔭?でお米の適正価格はいくらなのか?と言う議論があります。生産者が意欲を持てて、消費者が納得出来る価格、これを早く見つけて欲しいものです。  そのモノの価格を議論する上では、原材料費や加工費を積み上げた原価が始まりです。そこでお米の原価っていくらなんでしょう⁈ 今まで考えた事も無いですが、農水省のHPを見ましたらそれらしき資料があります。さすが日本の役所と言う感じです‼  例えば製造業でも原価から売価を考える場合は、約3倍位が目安と言われていますから、そう考えると今のお米の価格は決して高く無い気がします⁈ そしてちょっと驚いたのが、過去のデータを見てもこの原価的数字はほぼ変わりませんので、今お米が高いのは流通段階での価格変動の様に見えます。そしてお米を産業として見た場合にどうなのかと思い、他の農産物と小売り価格を比較して見ました。  現在のお米の価格は主食であると言うお米の立場⁈を考えれば消費者として見ればやはり高い感じですが、生産者から見たらどうなんでしょう?モノの価格は需給バランスや競...

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”終わり方”も考えられるヒト‼

 今年の大企業でのリストラや希望退職による退職者が去年のペースを大きく上回っているそうです。リストラと言うとマイナスイメージですが、企業側から言えばリストラクチャリング(事業再構築)を実行して企業価値の向上を目指すものであり、社員の側から言えば、新しい人生が開けると思えば少しはマイナスイメージも無くなるでしょう‼  こんな勝手な事を言っている私も会社を何度か辞めた一人ですが、当時余り前向き性は無く、やはりマイナスなイメージが肩にずっしりと言う感じでした。そして何回かの退職を経て感じる事は「終わり方」って凄く大事じゃないかと言う事です。  私はゴルフが趣味なのでついついゴルフを話題にしますから、ゴルフに興味の無い方には申し訳なく思いますが、以前、こんなゴルフ場に行った事があります。最終18番ホールの前に看板が立っていて、そこには(All‘s well that ends well)と英語で書かれています。日本語的には(終わり良ければ全て良し!)面白いなあと思いました。確かに最終ホールの終わり方によって今日1日の楽しさの度合いが違う様に...

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ヒトも会社もやはり”シンカ”が必要!

 久しぶりに熱狂しましたね!大リーグドジャースのワールドシリーズ制覇 ‼ こんなに熱狂するのは日本人が活躍するからに他ありません。私たちの誇りです。それにしても大谷選手を始め日本人トリオの活躍はハラハラな場面も有りながらも大いに楽しませてくれましたが、そこで改めて思う事は、彼らの ”シンカ” した姿です。去年よりも今年、昨日よりも今日、驚くほどの ”シンカ” した姿がありました。  勿論、彼らが ”シンカ” して行く過程では言い尽くせない程の努力や信念などが有るに違いありませんが、そんな彼らは別格としても、私たち自身も、仕事や勉学、趣味など少しで良いので ”シンカ” を続けて行きたいものです。  その ”シンカ” には色々な形が有りそうです!ビジネス風に言うとこんな感じになるのではと思いますが、皆様ご自身はどんな ”シンカ“ が当てはまりますか。  あり来たりですが、“シンカ” するためには何か目標が必要ですよね。それは個人としての目標やチームとしての目標が有ると思います。今現在の姿から目標とする姿を思い描き、少しでもそのギャップを埋める作業が必要です。  何となく日常の忙しさなどで流されて生活や仕事をしてしまいそうですが、この機に「ヒトも会社もやはり...

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ヒトは ”思い込み” だけでも成功する⁉

 今回は私事で恐縮です。最近、歳を重ねたせいか食事をする時、度々誤嚥します。食べ物が気管に入ってむせます。気になって検診の時に先生に聞いて見ましたら、先生曰く「僕なんか10年以上前から誤嚥していますよ!(笑)」と。これには少々納得行かず、今度は掛かりつけの先生に薬を貰うついでに聞いたところ「歳を取れば誰でもなる!・・・」と素っ気ない返事。結局二人の先生に全く相手にされず渋々納得し、思い込み 過ぎていたのかな?と思っていましたら、それ以降、誤嚥しなくなりました。これ本当の話です。 そこで思い出したのが 「プラシーボ効果」 の話です。  思い込み にはポジティブなものとネガティブなものがあります。例えばスポーツ選手でもビジネスマンでも「自分は出来る」などと 思い込み 、暗示を掛ける事で好成績を収めたり、パフォーマンスが上がったりする例が沢山有る様です。また身近な話では、子供が何処か痛い時などにお母さんが「痛いの痛いの飛んで行け~」と言うのは、「プラシーボ効果」の例と言える様です。  私はこの歳で今更ですがゴルフスクールに通っていますが、プロゴルファー先生が言っていました。「アマチュアは綺麗な弾道で打った時以外は失敗したと...

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会社とヒト/環境変化に必要なのは順応性or適応性⁉

 前回はサケの話に絡めて「ヒトも環境変化に対する順応性が必要であり、それが成長に繋がるのでははないか」と言う主旨を書かせて頂きました。もう1つ、環境変化に対応する言葉として適応性と言う言葉も有ります。どちらも似た様な言葉なのでもう一度整理して見ました。  今まで私は余り深く考えず、その時々で適当に両方の言葉を使っていた様な気がしますが、その意味合いは少し違う様です。私が特に「環境変化=順応性」と言う言葉を意識したのは、かつて「ゆでガエル」の話を知った時からでは無いかと思います。例え話としては非常に面白いと思い、業務の中でも色々なヒトに話しをした記憶があります。  会社の場合、環境変化は内部からも外部からも起り、特に外部環境による業績への影響はしっかり見ていないと気が付いた時にはもう手遅れと言う事に繋がります。私は会社員時代に業績が急激に悪化した時と、また緩やかに徐々に悪化して行った時と両方を体験していますが、その経験で言えば確かに急激に悪化した場合は、会社全体が今すぐ何とかしなければと言う強い雰囲気になり、皆必死に動いていた様な気がしますが、緩やかに悪化した時は、他に理由を探したり、社内の誰かや、または特定の部署の責任にしたり、そのうち回復するだろうとのんびりとした空気が流れていた様な気がします。これは真に環境変化に順応している「ゆでガエル」の話そのものです。  順応性と言う言葉はどちらかと言うと肯定的に使われる場合が多い様です。例えば個人の場合は「このヒトは順応性の高いヒトだ!」の様に。しかし個人の場合も余り順応性が高過ぎると逆に周囲の環境に合わせる事ばかりに集中し、結果、自分の本来持っている能力や個性を発揮出来ない事に繋がりそうです。  「会社とヒト...

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ヒトも環境変化によって成長して行く⁈

 先日、北海道に住む友人から季節の便りが届きました。北海道ではこれからの季節の風物詩とも言える風景ですが、川を遡上するサケの映像です。暑い日の中でも季節の移り変わりを感じます。一方で今はサケも不漁との事で、風物詩では無く生業として捉えると厳しい状況の様です。   そのサケですが一般的には川で誕生した後、大海原へ旅立ち、数年後成長して生まれた川に戻り、そして子孫を残すために産卵し、その一生を終える事が知られていますが、しかし、同じサケでも随分色々なタイプがある様です。  改めて見ると特徴的な事の1つにその体の大きさの違いが有ります。川に居るグループは小さく、海へ出るグループはそれよりもかなり大きいです。これは海には餌が豊富に有る事と、一方で敵も多いからとも言われています。川に居る方は省エネタイプなのでしょうか? いずれにしてもそれぞれの環境に見事に順応した進化と成長の結果とも言えます。  これを見るとヒトが社会へ旅立つ姿に似ているなあと思います。地元に残って頑張る人も居れば、離れて頑張るヒトも居ます。例えば地元に残るヒトは、仕事以外でも地域との密接な関わり等で色々な環境変化が多くなるでしょうし、また地元を離れるヒトは、それ自体が大きな環境変化になります。また転職なども同様で、どちらにしても大事な事は、それらの環境変化に上手く順応する事であり、その結果として「ヒトも環境変化によって成長して行く⁈」事になるのではないでしょうか。  そしてもっと言えば、この様な環境変化を恐れず、逆に自らの成長のために「積極的に環境変化を求めて行く姿勢も時には必要では無いか?」...

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